仕事が嫌でニートになったけど、毎日が退屈でしんどい。
時間だけはあるのに、何のやる気も出ずに困っている。
この記事では、ニートとして生活することに行き詰まりを感じた方へ、充実した毎日を過ごすための方法をお伝えします。
こんにちは、天野です!
引きこもり・ニート・フリーターなど、インドアな暮らしを長年経験した中で得たスキルをもとに、様々な趣味や暮らしに関するこんなブログを、細々と続けてきています。
あなたは今ニートですか?
もし毎日が単調でつまらないと思っていても、こんなニッチな記事にたどり着くまで趣味を探しているのですから大丈夫です!
そんな偉そうなことを言っている私も、元引きこもり&元ニート。その期間、合計10年以上の生粋のプロニートを自負しています。
今回は引きこもり&ニート期間に手に入れた、あるいは抜けだした今だからこそ分かる、家にいながら充実した時間を過ごすための方法を紹介していきます!
・毎日にやる気を出すためのコツ
・毎日の退屈を乗り越える方法
・ニートにおすすめの趣味
ニートは毎日が戦い
社会人や学生から見たら、「毎日休みでずるい」とか「羨ましい」とか、ニートはいつもそんな扱いを受けることがほとんどです。
私は社会人を数年経験したあとにニートになったのですが、仕事を辞めるまでは、「ニートになったら、あれをやろうこれをやろう」なんて考えていました。
が、いざ仕事を辞めたら、ひたすらぐーたら……。
忙しく過ごしていると、もし毎日が休みなら何でもできるような錯覚に陥りがちです。
ですが、実際に休みを与えられると、やりたいと思っていたことさえなかなかできないものです。
なにもせず、ただダラダラとしているわけにはいかない。だけど、なんのやる気も湧いてこない……。
ニート時代、私はまさに毎日が戦いでした。
ただ時間だけが過ぎていき、一日が終わってなにもしていない。そんな自分に焦りと苛立ちばかりが増えていく。
そんな感覚に覚えはありませんか?
今回は、その戦いに打ち勝ち、モヤモヤとした毎日から抜け出す方法を紹介します。
毎日にやる気を出しやすくなる3つのコツ
起きられないからの脱却
ニートをやっていて最大の問題は、生活リズムが不規則になる点です。
もちろん、昼夜逆転をしていたとしても、活動的な毎日が送れているのならいいですが、リズムが崩れてついダラダラとしてしまったら問題です。
もしも今、毎日がバラバラの生活リズムになっているのだとしたら、まずは決まった時間に起きてみましょう。
リズムを整えるだけで、メンタルの方も整ってくるのは古くから言われていることでもあります。
起きたい時間にきちんと起きるためには、
・起きざるをえない仕組み作り
・つい起きたくなる動機作り
の2つが重要です。
起きざるをえない仕組み作り
朝目覚めるための重要なことの1つ目は、「文明の利器に頼る」です!
朝、自力で布団をはい出て電気をつけるのは至難の業です。ニート時代は、できるだけ遠くに目覚まし時計を置いたりもしましたが、結局アラームだけ止めて布団の中に戻っていくだけ。
そこでおススメしたいのが、自分の意思とは関係なく、勝手に起きざるを得ない状況になる仕組み作りです。
特に有効なのは、自動で部屋が明るくなる仕組みです。部屋が明るくなれば、自然と身体も目覚めてくるはずです。
その仕組み造りのために使えるのが、部屋の中のあらゆるものを自動化できるswitch botシリーズ。
私はこれを導入してから朝起きるのに失敗する確率が大幅に減ったので、ぜひおすすめしたいアイテムです!
アラームのようにセットする必要もなく、指定した時間に勝手に明かりをつけてくれるので、意志が弱いことに悩んでいる人にこそおすすめです。
また、もっと手軽に人工的な光を用意するなら、ライト付きの目覚まし時計もおススメです。
部屋の電気に比べれば若干光量は落ちますが、手軽に十分なまぶしさが用意できますよ!
つい起きたくなる動機作り
仕組みと同時に整えるべきなのは、「メンタル」です。
たとえば、旅行に行く日の朝、楽しみでついつい早く目が覚めた経験はありませんか?
少し極端な例ですが、人間は楽しみがあれば早く起きれるということです。
つまり、起きたらこんな楽しいことが待っている!という認識を持つことが重要です。
そこで、自分なりの一日の楽しみを見つけてみませんか?
たとえば、
- 前日の作業を半端な状態のまま残す
- 朝起きたら、少し良いコーヒーを淹れてみる
- 自分なりの趣味を見つける!
もちろん、この3つ以外でも、自分が起きたいと思える理由になればなんでも大丈夫です。
朝起きる方法について、こちらで詳しく解説しているので、ぜひ併せて確認してください。
やっていて楽しいことは?
当たり前のことですが、充実した毎日が過ごせるかは、楽しいと思えるものがあるかどうかで決まります。
自分の中で、”これ”という楽しみなものはありますか?
やっていて楽しいことや頑張りたいことがあるか、それはニートとして過ごすうえで、重要な要素となります。
これは完全に自分個人の考えにはなりますが、ニートと呼ばれる人には2つの区分が存在すると思っています。
1.受動的ニート
単純に働くのが嫌でニートになっているタイプです。
働かないでいること自体が目的になり、それ以外になにをするかという意識がないことが往々にして起きてしまいます。
働かない状態でいる以外に目的がないので、なにに対しても無気力になりがち。当然、自己肯定感も下がって行って、ますますやる気がなくなる悪循環に陥ってしまいます。
2.能動的ニート
働くのがいや!という気持ちが土台にありつつも、働かないでいる時間を有効に使うことができるタイプです。
有効に使う方法は、本当に人それぞれで構いません。仕事をしない時間を有効に使うのだという意識を持っているかどうかが、このタイプの特徴です。
やりたいことをやれているため、ニートであっても充実した毎日を送れる傾向があります。
もちろん、単純にこの2つに分類できないケースも、その日の気分によって変わることもあると思います。
ただ、今の自分はどっちだろう?と意識を持ってみるのが重要です。
自分は他のニートとは違うのだという優越感
おそらく、今の自分に引け目がないニートはいないのではないでしょう。
私も、ニート時代には自分の現状に対して引け目や負い目を感じていました。もちろん、過去の自分や現在ニートとして過ごしている人が感じている引け目が間違いだとは思いません。
ただ、必要以上に引け目を感じていては、せっかく自由に使える時間が多くあるのに、その時間が台無しになってしまいます。
むしろ、ニートならではの特権をフル活用して、自分は他のニートとは違うのだという優越感を手に入れてませんか?
少し歪な目的かもしれませんが、案外重要な動機になってきます。
ぜひ能動的で活動的なニートになって、「自分は他のニートとは違うのだ」という優越感を手に入れてみましょう!
この優越感があるだけで、毎日の過ごし方も変わってくるはずです。
ニートにおすすめの趣味はこれ
活動的に過ごすうえでもっとも重要なのが、「趣味」の存在です。
これだ、という趣味を見つけられれば、間違いなく毎日が今よりも充実するはずです。
なにか趣味をすでに持っているのならそれを極めるのもいいですが、せっかくならいろいろと挑戦をしてみましょう!
せっかく多く時間を取れるのですから、それを活かさない手はありません。
最近では家の中にいながら、あらゆる趣味に挑戦することが可能です。
今回は私がニート時代に支えになった趣味と、もう一度ニートに戻れたら、改めて挑戦したい趣味を紹介します。
①創作活動全般
真っ先におすすめしたいのがこちら。ニートと創作活動は相性が抜群です。
ニートと創作活動の相性が良い理由は、大きく3点あります。
- 安価で始められる・続けられる趣味が多い。
- じっくり時間をかけて創り上げる、生活スタイルとハマりやすい。
- 気持ちが内に篭りがちになるニートで、その抱えているものを発散できる。
気軽に始められる創作活動には、このようなものがあります。
- 小説を書く
- 絵を描く
- 動画の撮影/編集
- ゲーム作成
などです。ほかにもたくさん手軽に始められる創作活動はあるので、ぜひ自分に合ったものを探してみください!
②Vtuber/配信活動
なにかと外界との接点が取りづらいニート生活、配信活動で外とつながってみるのはいかがでしょうか?
もちろん、あらゆるジャンルの配信者さんで溢れた昨今、人気を獲得して収益を……というのは相当な運と努力が必要です。
ですが、必ずしも視聴者を獲得する必要はありません。外に向かって発信する、その行為と過程にこそ意味があります。
私がおすすめしたい配信活動はVtuberの形態。とくに、3Dモデルを使った方法です。
その理由はこの3点です。
・Vtuber配信にはいくつもステップを踏む必要があり、試行錯誤する時間も楽しい。
・3Dモデルを持てると、様々な場面で応用が効く。
・自分じゃない誰かになれるのが楽しい!!
人によって得意不得意があるとは思いますが、Vtuberとして配信をできるようになるまでは、それなりの苦労がかかります。
様々なソフトを駆使する必要があるため、実写で活動するよりも圧倒的にコストがかかることは間違いありません。
それでも、その苦労の時間も楽しかったり、勉強になったりするものです。
そして、なによりも重要なのは、「なりたい自分になれる!」ということです。
これは実体験からの意見ですが、やはりニートとして過ごしていると、自分ではない自分に憧れるものです。
Vtuberとしての活動は、間違いなくその願いをほんの少し叶えてくれるはずです。
③映画
最後にありふれた趣味になってしまいますが、映画を趣味としておススメする明確な理由があります。
ニートをしていると、どうしても家にこもりがちになって、毎日が淡々としたものになりがちです。
そこで、家に居ながら様々な感情的体験ができる映画がおすすめです。
なにか刺激に触れて感情を動かすことは、精神の健康を保つうえでも非常に重要です。そのためにも、ぜひ映画を活用してみてはいかがでしょうか?
もちろん、感情を動かすだけならアニメやドラマでも問題ありませんが、特に映画をお勧め売る理由があります。
その理由は、映画には実際に映画館に足を運ぶという次のステップが用意されている点です。
あとは純粋に、アニメやドラマが趣味と言うよりも、カッコいいからです!!
趣味を活かした毎日の過ごし方
毎日に刺激がなくて、退屈になりがちなニート生活。
ただダラダラと過ごすだけの毎日になると、生活のリズムも乱れて、ますます何事に対してもやる気が削がれがちです。
そういった負のスパイラルに陥らないように、うまく趣味の力を活用してみましょう。
趣味を持つことは、毎日が単調になりがちなニート生活の中で重要な役割を果たしくてくれるはずです。
制約のない自由は、制約の中の自由以上に不自由なものです。
時に何もしたくない気持ちに負けてしまっても必要以上に落ち込まず、またそこからコツコツと頑張っていきましょう。
その時きっと、趣味があなたの味方になってくれるはずです!
楽しいと思える趣味が見つかれば、きっと今のニート生活も充実してくるはずですよ。
まとめ
ニートを抜け出したいと思っていてもいなくても、せっかくなら充実した毎日を過ごしたいと思っているのは、みんな同じのはずです。
「ニートでいるのも才能が必要」なんて言われることもありますが、工夫と考え方次第でニート生活を充実させることは可能です。
なにもせずに終わる一日と、そのことに焦って落ち着かない日々から脱却しましょう!
・ニートはニートでも、能動的ニートを目指そう
・毎日にやる気を出すには、趣味を見つけることがなによりも重要
・上手くいかない日があっても必要以上に凹まない
最後まで読んでいただきありがとうございます。
ニートの特権を最大限活かして、ぜひ素敵な趣味ライフをお過ごしください!
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