「社会人って、月にいくらくらい趣味にお金を使ってるの?」
「自分の収入では、どれらい趣味にお金をかけるのが適切?」
「平均よりもお得に始められる趣味にはどんなものがある?」
この記事では、そんな疑問にお応えします。
こんにちは、天野です!
様々な趣味や暮らしに関するヒントをお届けしています。
食費や光熱費、家賃に交通費など、なかなか減らすことのできない支出に対して、趣味・娯楽の費用はどうしても優先して削られてしまいがちです。
ですが、趣味のお金ばかり削っていては、仕事ばかりの味気ない毎日になってしまいます。
そこで、他の人はいくら趣味にお金を使っているのかをもとに、自分はいったいいくら趣味に使ってもいいのか、考えてみてはいかがでしょうか。
使ってもいい費用を知ることで、安心して趣味を楽しむことができるようになるはずです!
・他の人はどのくらい趣味にお金をかけているのか
・自分はどれだけ趣味や娯楽にお金をかけていいのか
・お金のかからない趣味
社会人の趣味/娯楽にかける費用の平均額
趣味や娯楽にかける費用はひとり一人違って当然ですし、自分が好きと思える物によって、月の出費は変わってくるはずです。
ですが、一般の平均を知っておくことで、自分の趣味にかける費用の見直しのきっかけにもなるでしょう。
ぜひ今から、「趣味とお金」について考えていきましょう!
趣味/娯楽費について
社会人が趣味や娯楽にかける費用の平均は、総務省統計局が発表している「家計調査」から読み取ることができます。
国が発表しているものなので少し堅苦しい言葉が続きますが、数字さえ見ておけば問題ありません。
家計調査は、食料や住居など、支出の種類を10つに分類しております。その中で「教養娯楽」という名目のものが趣味/娯楽の費用にあたります。
「教養娯楽」の内訳は、さらに下記の4つに分類されます。
–教養娯楽用耐久財:テレビ、パソコン、楽器、カメラなど。
–教養娯楽用品:文房具(筆記・絵画用具、ノート)、運動用具、玩具(ゲーム機、ソフトなど)。その他(音楽・映像メディア、ペット、園芸、手芸など)
–書籍や他の印刷物:書籍、新聞、雑誌など
–教養娯楽サービス:宿泊料、パック旅行費、月謝(語学、スポーツ、教習所など)、その他(放送受信料、映画・演劇、スポーツ観戦、遊園地、文化施設入場料)など。
●教養娯楽費の平均額
2021年の家計調査により算出された、単身世帯の年間の平均支出はこの通りです。
教養娯楽(合計) | ¥211,845 |
・教養娯楽用耐久財 | ¥22,943 |
・教養娯楽用品 | ¥55,733 |
・書籍・他の印刷物 | ¥28,371 |
・教養娯楽サービス | ¥104,798 |
- 宿泊料 | ¥7,617 |
- パック旅行費 | ¥4,095 |
- 月謝類 | ¥9,127 |
- 他の教養娯楽サービス | ¥83,960 |
これによると、単身世帯が年間に使う趣味・娯楽費は「211,845円」。
ひと月あたりに平均すると、およそ「17,653円/月」となります。
つまり、単身世帯の場合は、1万8千円ほどの金額を毎月あたり趣味にかけているわけです。
自身の支出と比較していかがでしたか?
もちろん、趣味にかけるお金に正しい金額は存在しませんが、一つの参考値としてください。
娯楽費の月あたりの許容額
趣味にかける一般の平均額は前述の通りですが、無理のない支出の範囲は人によって異なります。
収支バランスを考えた時、収入に応じて趣味に使える金額が変わってくるのは想像できると思います。
そこで、ここからは一人ひとりに合わせた趣味に使えるお金の許容範囲を考えていきます!
ひと月あたりの許容範囲額から分かること
そもそも、どうしてお金のことを考えるのでしょう。
それは、漠然とした不安を抱えながら趣味にお金を投じるより、安心して趣味に投資したいからではないでしょうか?
たとえば、なにか新しい趣味を始めたり、今ある趣味の幅を広げたいと思った時、当然ですがお金がかかってしまいがち。
お金のことを不安に考えてばかりいたら、せっかくの楽しい趣味の時間も台無しになってしまいます。
なので、全力で趣味を楽しむためには、無理なく使えるお金の範囲を知ることは非常に重要です!
ぜひ漠然とした不安から解放されて、安心して趣味を楽しめる状態を目指しましょう。
趣味に使えるお金の目安範囲
無理のない支出の範囲を考える目安になるのが、収入と支出の比率です。
ここで一つの目安になると広く言われていのが、手取り収入に対して、趣味の支出を5~10%に収めることです。
毎月の手取りを20万と仮定した時、前述の17,000円/月の支出は収入の5〜10%に収まっているのが分かります。
趣味にはお金のかかるものやそうでないものがあり、この5〜10%に収めるために、好きなものを我慢する必要はありません。
ですが、節約できるところは節約をしていくことも、趣味を長く楽しみ続けるポイントです。
反対に、まだ支出に余裕があって決まった趣味を持っていない方は、日々を充実させるためにも、何か趣味に挑戦してみてはいかがでしょうか?
お金がかからない、手頃に始められるおすすめ趣味
なにか趣味がほしいけど、お金がネックで一歩が踏み出せない。
そんな状況になってしまっていませんか?
趣味と呼べるものがひとつあるだけでも、ストレスの緩和や日々の充実感の向上など、多くの良い効果が期待できます。
今回は、無料あるいは少額で始められる趣味を厳選したので、ぜひ気軽に最初の一歩を踏み出してみてください!
自宅で映画鑑賞
近年、動画配信サービスの拡充により、自宅にいながらあらゆる時代・国の映画を観ることができるようになりました。
没入感や臨場感は映画館で観る映画鑑賞に劣りますが、それでも観たい映画を好きなタイミングで観られるという最大のメリットがあります。
この特性を活かして、映画が趣味だと公言できるようになってみませんか?
過去の作品を自由に観ることができる現在の環境は、映画を趣味にするにはうってつけの環境です。
観たい作品をなんとなく選ぶのもいいですが、名作と呼ばれる作品を鑑賞して、きちんと映画を学んでみてはいかがですか?
自宅いながらサブスク一つで、映画が趣味だと公言できるほどになれるはずです。
映画を趣味にするまでの道のりや、絶対に外せないジャンル別の名作はこちらをご確認ください。
創作活動
費用をかけずに始める趣味として、特におすすめしたいのが創作活動です。
ジャンルによっては多少の出費がありますが、創作活動は一生ものの趣味になってくれるという強みがあります。
今回は、特に費用を抑えて始められる創作活動をまとめました。
執筆(小説・シナリオ)
PCやスマートフォンさえあれば完全無料で楽しめる趣味、それが執筆です。
そして、いくつになっても楽しむことができる趣味でもあります。
自分の中にある妄想や、面白いと思える設定、あるいは伝えたいテーマがある人は、それを文字や物語に変えてみませんか?
小説であれば近年は投稿サイトも発達して、手軽に自分の作品を世に発信することが可能です。
シナリオ・脚本に興味がある場合は、定期的にテレビ局などがコンクールを実施しているので、それを目標に書いてみるのも面白いかもしれません。
執筆の魅力と始め方を解説しているので、興味がある方はぜひこちらもチェックしてみてください。
絵を描く
お絵描きの趣味としての魅力は、何と言っても、始めるためのハードルの低さです。
絵を描く方法としては、アナログとデジタルの2種類があります。
アナログの場合は紙とペンさえあれば描けますし、デジタルであっても、近年そのハードルは下がり続けています。
美しい風景、好きなキャラクター、カッコいいメカデザイン、漫画に似顔絵……。
一言で「絵」と言っても、たくさんの種類があります。
もしも「こんな絵が描けたらなぁ」という想いが少しでもあれば、気軽に始めてみませんか?
動画撮影&編集
最近ではあらゆる情報が動画という媒体で発信され、私たちにとって非常に身近な存在となりました。
普段はいち視聴者としてYouTubeなどを見ていると思いますが、発信する側に回れたら楽しそうだと思いませんか?
以前であれば動画の撮影には高価な機材が必要となりましたが、スマートフォンのカメラの発達により、個人でもプロのような映像を撮ることが可能になりました。
性能も価格も上がりきったスマートフォンを持っているのに、動画鑑賞やSNS、ゲームなんかでしか使わないのはもったいないです!
自分の手で撮った動画素材の編集までして、自分だけの映像作品を作ってみませんか?
3Dモデリング
アニメも全編3DCGで作られるようになったこの時代、個人でも3Dモデルを作成・編集するのは容易になりました。
3Dモデルの活用法は無限大で、自分のアバターにしたり、アニメを作ったり、これからまだまだ広がりを見せるジャンルです。
それなりにスペックのあるPCが必要にはなりますが、もしそうしたPCをすでに所有しているのであれば、挑戦してみてはいかがでしょうか?
Blenderのような個人が無料で使えるソフトも登場し、ますます盛り上がりを見せています。
「Vtuberを始める」を例に、3Dモデルの作成や活用について解説しているので、ぜひこちらをご確認ください。
ゲーム
実はコスパがいい趣味の代表格がこの「ゲーム」です。
もしハードを持っていない場合は初期費用こそそれなりですが、あとはソフト1つで何十時間と遊べてしまいます。
てすが、大人になった今、長時間のゲームをすることに抵抗を覚えたり、昔ほど没入することができなくなったりする方も多いと思います。
大人になってゲームを楽しめなくなる最大の原因は、罪悪感です。
そこで、罪悪感を覚えることなく楽しめるゲームタイトルをこちらにまとめました。
罪悪感でなく充実感を味わえるゲームに挑戦して、毎日に刺激を追加してみてはいかがでしょうか?
ブログをはじめる
無料、あるいは少額で楽しむことのできる趣味の一つに、「ブログ」が挙げられます。
ブログを作ることのできるサービスには無料のものと有料のものがありますが、無料のものでも十分な機能がそろっています。
書きたいことが決まっている方も、なんとなく興味があるという方も、ぜひブログに挑戦をしてみませんか?
「いくつもあるブログサービスの特徴」
「ブログの簡単な始め方」
「書くことがなくなった!にならない方法」
この3点について、しっかりと解説していますので、ぜひ参考にしてみてください。
まとめ
いかがでしたか?
充実した毎日を送るために、趣味は欠かすことのできない大事な要素だと考えています。
趣味があることで、人生に彩りが生まれて、日々の暮らしの充実につながります。
しかし、家計簿の見直しをすると、娯楽費というのは、つい削減の対象になってしまいがちです。
だからこそ、収支のバランスを考えつつ、無理のない範囲で趣味に打ち込んでみませんか?
――――――この記事のポイント――――――
・単身世帯のひと月あたりの趣味・娯楽費は「およそ18,000円」。
・趣味・娯楽にかけるお金は、手取りの5~10%が最適。
・手軽に趣味をはじめてみる!
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最後まで読んでいただきありがとうございます。
趣味とお金について考えていただくきっかけとなれば幸いです。
お金はとても大切ですが、趣味のない毎日はとても退屈で、生活が仕事だけに依存してしまう危険性があります。
そうならないためにも、趣味の時間を確保することは大切!!
自分にとって無理のない支出の範囲を考えながら、ぜひ素敵な趣味ライフをお過ごしください!
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