「狭い家の中でも没頭できる趣味が欲しい」
「細かな作業はきらいじゃない」
「頭の中にあるものを形にするのが好きだ」
そんな趣味を探すあなたにおすすめしたいのが、お絵描きです!
この記事では、「絵を描く」ことの魅力や始め方を紹介していきます。
こんにちは、天野です!
引きこもり・ニート・フリーターなど、インドアな暮らしを長年経験した中で得たスキルをもとに、様々な趣味や暮らしに関する情報をお届けしています。
お絵描きは、手軽に始められて、目に見えて上達が実感でき、あらゆる場面で役立つスキルが身につく優れものの趣味です。
絵が描けるようになると、日常の世界は間違いなく広がりを見せてくれるはずです!
お絵描きの趣味としての魅力は、何と言っても、始めるためのハードルの低さです。
アナログの場合は紙とペンさえあれば描けますし、デジタルであっても、近年そのハードルは下がり続けています。
美しい風景、好きなキャラクター、カッコいいメカデザイン、漫画に似顔絵……。
一言で「絵」と言っても、たくさんの種類があります。
ぜひ自分が描きたいと思えるものを見つけてほしいと思います。
まっさらな白紙の上に、自分の指先から「形」を生み出す行為は、他にはない快感が味わえます。
この記事を読めば、きっと今から絵を描きたくなるはずです!
・絵が描けることの魅力/メリット
・デジタルとアナログの違い、特徴
・「描きたいもの」の探し方
・デジタルお絵描きのおすすめ機材
絵を描く魅力(絵を描けることで得られる少しお得なこと)
恥ずかしながら、実は私自身、絵についてはまだ初心者で勉強中です。
ですが、たまたま絵を描いている友人が周りに多く、絵に関する話を聞く機会が多くあります。
その中でいつも感じるのは「絵が描けるとたくさんのお得がある」です。
1.デザインスキルが身につく
描く絵の種類にもよりますが、平面状に描くという行為はレイアウトの力が必要になります。
仕事でもなにかデザインしたりレイアウトを考える機会は多くあると思いますが、そのスキルが様々な場面で役に立つそうです。
絵を描く際には、どのように物を配置するかという構図を考える必要があります。これはデザインにおいても非常に重要なスキルです。
絵を描くという作業の中で、バランスの良い構図を作り出すセンスが磨かれ、デザインスキルのアップにつながるそうです!
2.色の使い方も習得できる
色塗りの作業は線画よりも高いハードルがありますが、その分大きくスキルが身につけることができます。
パワーポイントや資料の作成など、日ごろ色を扱う機会は多くあると思います。
テンプレートの色だけで足りればいいですが、自分で細かな色の調整をする方法はよく分からなかったりしますよね?
グラデーションをつけたり、少し影を足したり、テンプレートの色を選ぶだけではない作業が色塗りには多くあります。
その経験は、日頃のあらゆる場面に生きていると実感できるはずです!
3.休み時間の使い方が上手くなる
絵を描くことが趣味にうってつけの大きな理由は、「時間を自由に使えること」です。
一枚の絵を仕上げるためにかけられる時間に際限はありませんが、たとえ30分という短い時間でも、一枚の絵として最低限形にすることは可能です。
たとえば、朝出かけるまでの30分。帰宅してから寝るまでの1時間。あるいは、休日はじっくり時間をかけて。
そんな風に時間や体力に合わせて、柔軟に楽しみ方を変えることができます。
様々な趣味を嗜んできた私ですが、トップクラスで時間の融通が利く趣味だと断言します。
4.交友関係が広がる
絵が描ける人は、絵が描ける人とのコミュニティを持っています。
SNSやイベントなど、つながりを持てる機会は多くあります。
最初は自分の絵に自信がなくて公開することをためらうかもしれませんが、例えば練習する過程を後公開していけば、案外つながりは作れるものです。
他にも、好きな作品の二次創作やファンアートを描いていれば、同じ趣味を持つつながりも作れます。
絵が描けることは、自分の好きを発信するための強い味方になってくれます!
5.暇潰しが上手くなる
最後におまけですが、絵が描ける友人と一緒にいると、彼らがほんの隙間時間や隙間スペースにも絵が描けることに感心します。
例えば退屈なオンライン会議の最中など、手元しか動かせないようなちょっとした時間でも、楽しく退屈がしのげそうですよね。
このように、単純に楽しいだけでなく、日常生活の多くの場面で活かすことができます。
趣味を実用性で語るのはNGですが、役立つに越したことはありません。
お絵描きの世界に興味を持っていただけましたか?
イラストを始める前に
描きたいものはなんですか?
絵を描きたい!そう思い立った時、まっさきに直面するのが「何を描くのか」という問題です。
人物画や風景画、はたまた何かにキャラクター?
人物でも、漫画やアニメのキャラクターだったり、実在する人物をデフォルメして描いたりもあるでしょう。
硬派にデッサンをしたり、あるいは漫画に挑戦するのも一手です。
もし今描きたいものが頭に浮かんでいなければ、「自分では気づいていない描きたいもの」を探っていきましょう。
1.好きなキャラクターから考える
突然ですが、推しと呼べる存在はいますか?
ちなみに私は、3次元と2次元にそれぞれ好きなアイドルがいたりします。(すいません、余談です)
その推しと呼べる存在を自分で絵にできたら、きっと楽しくなると思いませんか?
ぜひ、描きたいなと思えるキャラクターや人物を思い浮かべてみてほしいと思います。
2.描けるだけで嬉しいか
まだ絵を描き始めてすぐの頃は、日々成長を実感できます。
自分が描けるようになっていくその過程を楽しめれば、それだけで十分なモチベーションになるでしょう。
特に描きたい対象がすぐに思いつかない場合、まずは模写などで基礎の練習を繰り返し、成長している自分を感じてみるのもいいかもしれません。
いろいろな構図や特徴の絵が描けるようになって自信がつけば、きっと描いてみたいと思えるなにかが見つかるはずです!
3.絵を使ってなにがしたいか
描きたい絵が描けるようになった時、なにをしてみたいと思いますか?
「好きなキャラや人物を描き続けたい!」や「本を作ってイベントに参加してみたい」。
あるいは、「Twitterに絵をあげまくってフォロワーを増やしたい!」などの願望もいいでしょう。
何事もそうですが、目標を決めることができたら、日々の努力も楽しいものになるはずです。
たとえ少し難しいと思えることでも、思い切って目標にしてしまいましょう!
趣味で充実した毎日に、確実に近づけるはずです!
本当の初心者のための絵の始め方
絵が描けるようになったら楽しいだろうなぁ、と、そう思っている方は多いと思います。
私も、そんなことを思いながらずっと何年も一歩を踏み出せない状態が続いていました。
絵を描くためにはなにが必要なのか、そして、なにから始めたらいいのか。
それが分からずに一歩を踏み出せずにいる方も多いのではないでしょうか。
アナログとデジタルの違い
絵を描くには、大きくアナログとデジタルの2つの方法があります。
紙とペンで描くアナログと、PCやiPadを使って画面上に絵を描くデジタルです。
それぞれの特徴と始めるために必要な道具を紹介します。
・アナログ
紙とペンさえあれば始められる手軽さがウリ。
すきま時間に落書きをするような楽しみ方をするだけであれば特に機材は必要ありません。
本格的に色塗りまでしたい、あるいは、美術的な絵を描きたい場合には、本格的な道具が必要になります。
まずは、自分がどんな絵を描いてみたいのかを考えましょう!
イラストを描く場合、基本的には後述のデジタルがオススメです。
・デジタル
機械を使って絵を描くことは、専門的な技術がないと難しいとおもっていませんか?
確かに最初は少しだけ慣れがいるかもしれませんが、実はアナログよりも描きやすいと感じる点がいくつもあります。
デジタルなら「拡大や縮小」や「角度の調整」が自由にできるほか、何より嬉しいのが、イラストの反転機能です。
右利きの人の場合、左から右に線を引くのは簡単だと思いますが、右から左は難しいものです。そのため、どうしても右目と左目などで描きやすさに違いが出てしまいます。
そんな問題もイラスト反転させれば、あっさりと解決できてしまいます!
その他にも、引いた線を簡単に取り消せたり、絵を描くのに嬉しい機能が盛りだくさんです。
デジタルで絵を描く方法には、「iPad」を使う方法と「PC」を使う方法の大きく2種類があります。
デジタルの場合(iPad)
iPadを持っている方は、圧倒的にデジタルのハードルが下がります。
PCの場合はペンタブと呼ばれる機材が必要になりますが、iPadがあれば「ペン」さえ用意すれば環境は整います。
おすすめはもちろんApple pencil。少し値は張りますが、圧倒的な描き心地です。
なんと筆圧まで感知してくれるスグレモノで、実際のペンで描いたような描き心地でありながら、実際のペンでは得られない利便性があります。
廉価版の非純正ペンシル
純正のApple Pencilよりはもちろん機能性が劣りますが、それでも十分不満なく使うことができます。
こちらの製品は筆圧検知こそできませんが、傾きを検知したりiPad本体にくっつけられたり、Apple純正の機能をカバーしています。
純正のApple pencilはかなりの高級品のため、いきなり手を出すのはためらう気持ちもあるでしょう。
最初から良い道具に触れるのも大事ですが、絵を描くことに慣れるまでは、まずはこちらの廉価版でお試ししてみるのもオススメです!
また、iPadで絵を描く時に必要になるのがアプリです。
無料で使えるものも多くあり、私が使っているのは「ibis Paint」というアプリです。基本的な機能がすべて揃っていて、操作感も直感的で分かりやすいと感じています
無料の範疇で十分使えるので、まずはこちらでデジタルイラストデビューをしてはいかがでしょうか?
デジタルの場合(PC)
PCを使ってイラストを描く場合、ペンタブと呼ばれる道具をPC本体に接続する必要があります。
ペンタブには「板タブ」か「液タブ」の2種類があり、その特徴や機能は大きく異なります。
板タブ:PCの画面と手元のタブレットが対応して、タブレットに線を引くことで対応する位置に絵が描ける。
・メリット
安価で購入が可能。
・デメリット
実際にペン先から線が引かれるわけではないので、使用には慣れが必要。
液タブ:タブレット本体がスクリーンになっていて、スクリーン上に直接線を引いて絵が描ける。
・メリット
実際にペン先から線が引かれていくため、紙に描き込むのと変わらない描き心地。
完全にイラストを描くための製品として完成されていて、本格的に挑戦する場合は必須級。
・デメリット
安価なものでも数万円かかる。
まずは安価で試したいのであれば「板タブ」で。
本格的に挑戦をしたいのであれば「液タブ」で。という風に考えて問題ないと言えるでしょう。
もちろん、退路を断つために一念発起で液タブを買ってしまうのも手ですし、最初に板タブで慣れてから液タブを買い直すのもいいでしょう。
ぜひ、自分に合った方法を探してみてください!
まずは実際に描いてみる
描きたいもののイメージが固まって、アナログかデジタルか決まったら、あとはもう実際に描き始めるだけです!
細かい絵の描き方については細かく解説しているサイトが世の中にはたくさんあるので、そちらを参照してください。
まとめ
・絵を描けると少しお得なことがたくさん!
・絵を描き始めようと思ったら、まずは何を描きたいか考える
・絵を描く機材はデジタルとアナログの2種類がある
最後まで読んでいただきありがとうございます。
少しでも絵を描きたいと思っていただけたなら嬉しいです。
絵を描けることはそれだけで大きな力になりますし、いろいろな可能性につながる趣味だと感じています。
退屈な毎日に悩んでいるなら、確実に挑戦に後悔はないはずです!
少しでも興味を持っていただけたら、挑戦してみてもらえると嬉しいです。
イラストの世界へ一歩を踏み出して、ぜひ素敵な趣味ライフをお過ごしください!
コメント