映画を語るため、絶対外せないジャンル別おすすめ名作選

個別の趣味紹介

「映画を趣味にしたいけど、なにから観たらいいのか分からない」
「暇な土日、映画でも観たいけど選択肢が多すぎる……」

この記事では、そんな”映画を探す時の困った”の声にお応えします。


こんにちは、天野です!
引きこもり・ニート・フリーターなど、インドアな暮らしを長年経験した中で得たスキルをもとに、様々な趣味や暮らしに関する情報をお届けしています。

amazon Prime、Netflix、hulu、U-NEXTなどなど……。
最近はサブスクが発達して、たくさんの映画に簡単に触れることができるようになりました。

ただ、なにか映画を観ようと思ってサブスクのサイトを開いたものの、結局見る作品を決められず、時間だけが過ぎてしまった、なんて経験はないでしょうか?

そこで、映画を語るうえで外せない名作をジャンル別にまとめました
脚本家志望だった私が映画マニアの友人と相談して選んだ、珠玉の映画群です。

映画を趣味にする3つの嬉しいこと

突然ですが、映画が趣味の人ってカッコいいと思いませんか?
一時期、映画館でアルバイトをしていたのですが、選んだ理由の大半はそんな憧れからでした。

もちろん、そんな個人の感覚だけでなく、他にも映画を趣味におすすめする理由はたくさんあります。

  1. 教養がつく
  2. 話のネタにできる
  3. あらゆる創作物に対する楽しみ方が広がる
  4. 楽しみ方には幅がある!

主な理由としてあげられるのは、この4点です。

映画はおよそ2時間という決められた時間の中に、あらゆる要素が凝縮されています。
それは単なるエンターテインメントだけでなく、歴史や文化、あらゆる創作物の基本としての役割を持っています。

ドラマやアニメといった作品もそれぞれの楽しみがありますが、映画はたった2時間で非常に多くのことが学べる素晴らしさがあります!

ジャンルから映画を探すメリット

この記事を読んでいただいているということは、多かれ少なかれ映画に興味を持っているのだと思います。

ですが、「映画が趣味だ」と公言するのは少しハードルが高いように感じたりしませんか?
もちろん、映画を趣味にすることに何も資格はいりませんが、ある程度の知識がないと、なかなか自分からは映画が好きだと言いにくいものです。

映画を趣味にするまでの道のりは、ぜひこちらの記事も参考にしてください。

映画を見たいと思った時、最初に考えるのは「どんなジャンルの映画を見るか」ではないでしょうか。

サブスクサービスなどでは本当にたくさんの映画を見ることができますが、その分なにを観たらいいのか選びにくくなってしまう側面もあります。

そこで、まずは各ジャンル気になるものを鑑賞して、自分に合ったものを見つけてみましょう。
好みのジャンルを見つけたら、他の有名作を漁ってみるのもいいでしょう。

今回は映画を9つのジャンルに分けて、それぞれのおすすめ作品をピックアップしました。
ぜひ次に見る映画選びの参考にしてください!

【ジャンル別に探す】押さえておくべきおすすめ名作映画

1.古典映画

ゴジラ

言わずと知れた伝説のシリーズの原点。

日本を代表する怪獣映画の金字塔。人間が生み出した恐怖と自然の逆襲を描く圧倒的スケールの物語。

現在も様々な派生作品が生み出され続ける理由が分かるかもしれません。

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風と共に去りぬ

古い作品ですが、映画の歴史の中でも今も語られる名作。

南北戦争の混乱とともに生きる一人の女性、スカーレット・オハラの波乱万丈な人生。愛、野望、執念が交錯する壮大なロマンスは、時代を超えて愛され続けています。

優れた脚本のヒューマンドラマとして、現代の作家にも影響を与えています。

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2.SF

バックトゥザフューチャー

1980年代のティーンエイジャーがタイムマシンで過去へと旅立ち、自分の親の青春時代に巻き込まれるSFコメディ。

金曜ロードショーなんかでも放送される有名作ですが、実はちゃんと観たことがない人も多いのではないでしょうか?

巧妙に張りめぐらされた伏線や爽快なストーリーは、まさに映画脚本のお手本と呼ぶべきものだと感じています。

古い映画は少し退屈なイメージもあるかもしれませんが、現代の作品に慣れ親しんだ人でも、間違いなく楽しめる一作です。

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インターステラー

『ダークナイト』などで知られるクリストファー・ノーラン監督の代表作のひとつです。

宇宙の果てにある未知の惑星で、人類の未来を託された父の愛と葛藤が交錯する、壮大な宇宙叙事詩。美しい映像と深いテーマが心に残る、必見のSFドラマです。

想像を超える脚本と息を呑む映像美は、近代SF映画の最高傑作の一つと言えるでしょう。

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ターミネーター2

人工知能に支配された未来から送り込まれた殺人マシンと、それに立ち向かう人類の命運を描く究極のアクション映画。

シュワルツェネッガーさんのサムズアップと「I’ll be back」というセリフは、映画ファンのみならず、誰もが知っていると思います。

もちろん素晴らしいシーンなのですが、全編通して最高です。

ちなみに、この「2」だけ見ても全然内容が理解できるので安心してください。

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3.ホラー

※筆者はホラーが苦手なので、界隈での評判などをもとに紹介させていただきます。

エクソシスト

悪魔に取り憑かれた少女と彼女を救おうとする神父たちの戦いを描く、ホラー映画の金字塔。

オカルト映画の傑作の一つ。上映当時のアメリカで興行収入1位を獲得し、それからも派生作品が作られるなどした人気作。

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サイコ

サスペンス・ホラーで数多くの名作を生み出した、ヒッチコック監督の代表作。

映画史に残るサスペンスの名作。謎めいたモーテルで繰り広げられる恐怖と、衝撃の結末が観客を驚愕させること間違いなし。

サイコスリラーのジャンルで、今も語り継がれる名作。古い作品だが、今でも多くのファンを魅了している。らしい。

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シャイニング

おじさんが隙間から顔を出しているアレ。

孤立したホテルで次第に狂気に蝕まれていく男と、その家族に忍び寄る恐怖を描いている。

「ホラーの帝王」とも呼ばれているスティーブン・キングの小説を映画化した作品。

スピルバーグ監督の「レディ・プレイヤー1」では、重要なモチーフとして扱われるなど、人気・影響力ともに強い作品。

(ちなみに、小説と中身が違い過ぎて、原作のスティーブン・キングが激怒したとか…)

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4.ドラマ

ショーシャンクの空に

公開当時から高い評価を得ていた本作ですが、近年サブスクサービスなどをきっかけに、ますます評価を上げている印象のヒューマンドラマ映画。

無実の罪で収監された男が、決して希望を失わずに生き抜く姿を描いた感動の物語。友情と希望が織りなす深いテーマに、誰もが心を打たれることでしょう。

観終わった後希望が持てる映画で、個人的にもおススメの一作です。

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ローマの休日

有名なシーンは数多くありますが、若い世代でちゃんと観たことがある人は多くないのではないでしょうか。

王女が身分を隠してローマを散策し、自由と恋に触れる一日を描いたロマンティック・コメディ。オードリー・ヘプバーンの魅力とイタリアの風景が美しく交錯する名作です。

身分の違う男女の恋という、今でも鉄板の王道の内容です。

完成された王道は今でも十分に楽しめて、最後は切なくなること間違いなしです!

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E.T.

名作にハズレなし。

地球に取り残された宇宙人E.T.と、彼を助ける少年との友情が描かれた心温まる物語。スティーブン・スピルバーグ監督の名作で、SF映画の枠を超えた感動を味わえます。

これも有名なシーンばかりが独り歩きしていますが、とても温かくて素敵な映画です。

ストーリーも分かりやすいので、映画の入門に相応しい作品だと言えるでしょう。

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スタンド・バイ・ミー

現在、数多くの作品でオマージュ・モチーフにされている不朽の名作。

少年たちが死体を探しに行く冒険を通じて、友情と成長を描くノスタルジックな青春映画。大人になっても、ふと見返したくなる、永遠の宝物のような一作です。

どこかノスタルジックで切なくなる、心にしみる作品。

映画を語るうえで、まず外せない作品でしょう。

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5.アクション

マトリックス

あの伝説的なアクションシーンはもちろん、ストーリーが哲学的で興味深い点が個人的なおすすめポイントです。

仮想現実の世界に囚われた人類と、反逆者たちの戦いを描くアクションSFの金字塔。驚異的なアクションシーンと哲学的なテーマが、観る者を深く考えさせる。

ハラハラするアクションと考えさせられるストーリー構成が噛み合った名作で、単なるアクション映画というジャンルの域を出ていると思います。

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ミッションインポッシブル

言わずとしてた、いくつもシリーズ展開されている大人気アクション映画です。

トム・クルーズが演じるスパイ、イーサン・ハントが挑む、世界を救うための危険なミッション。手に汗握るアクションシーンが次々と繰り広げられ、息もつかせぬ展開が続きます!

真面目な映画を観る元気がないよう時に、気軽に楽しめるシリーズだと思います。

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6.ミステリー/サスペンス

セブン

連続猟奇殺人事件を追う刑事を描いた、サイコ・サスペンス映画。

7つの大罪をテーマにした連続殺人事件を追う刑事たちの物語。暗く重い雰囲気と衝撃の結末が、観終わった後もあなたの心に深い痕跡を残します。

少しグロテスクな描写もありますが、この手の作風が好きな人には刺さる一作ではないかと。

アメリカ本国での評価も高く、日本でも優れた脚本の映画として扱われています。

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メメント

これもクリストファー・ノーラン監督の代表作の一つ。

記憶を10分しか保持できない男が、自分の妻を殺した犯人を追う奇妙なサスペンス。独特な時間軸で進行するストーリーが、観る者を混乱させつつも最後まで引き込む。

ある一つの事件を追った内容ですが、時系列が逆転して進行してしていくという革新的な表現法が用いられていて、大きな反響を呼びました。

あまり入門向けではないかもしれませんが、間違いなく抑えておくべき作品の一つです。

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7.ミュージカル

雨に唄えば

アメリカのミュージカル映画の傑作の一つ。

ハリウッド黄金時代を舞台に、映画産業の転換期を描いたミュージカルの名作。明るく楽しい音楽とダンスが、雨の日の憂鬱さを一気に吹き飛ばしてくれます。

同名の曲とともに、長く愛され続けている作品です。

ミュージカルという形式に抵抗がなければ、老若男女問わず、誰もが楽しめる映画ではないでしょうか。

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ラ・ラ・ランド

前述の「雨に唄えば」が、ミュージカル映画の古典的名作だとすれば、こちらは近現代の名作でしょうか。

夢追う男女の恋と葛藤を、美しい音楽と共に描いた現代のミュージカル。色彩豊かな映像と、切なくも美しいラブストーリーが、あなたの心に響くこと間違いなし。

恋愛の楽しさと難しさが凝縮されていると思います。

個人的に、終わり方がとても好きです。

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8.戦争

シンドラーのリスト

スティーブン・スピルバーグ監督による、ナチスからユダヤ人を救った男を描いた名作です。

ホロコーストの中で数千人のユダヤ人を救った実業家、オスカー・シンドラーの実話に基づく感動作。スティーブン・スピルバーグ監督の最高傑作のひとつで、観る者の心を揺さぶります。

内容的に少し重い部分もありますが、アカデミー賞を7部門も受賞した歴史に残る作品です。

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地獄の黙示録

ベトナム戦争の狂気と人間の内面を描いた、フランシス・フォード・コッポラ監督の戦争映画。重厚な映像美と深いテーマが、観る者に強烈な印象を残します。

カンヌ国際映画祭で最高賞を取るなど、国際的に高く評価をされている名作です。

戦争の狂気を描いた作品で、少しヘビーな内容ではありますが、2019年にはファイナルカット版が作成され、日本の映画館でも公開されるなど、未だに愛されている作品でもあります。

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9.アニメ

ルパン三世 カリオストロの城

「奴はとんでもないものを盗んでいきました。あなたの心です」

という有名すぎる名言が生まれたこの作品。

ルパン一味が美しいヨーロッパの架空の国で繰り広げる冒険活劇。実は時ぶりの宮崎駿監督の初長編アニメーションで、アクション、ロマンス、ユーモアが見事に融合した作品です。

だからというわけではないですが、ただのルパンの作品と思わずに、一つのアニメ映画として信頼して観てください。

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時をかける少女

実写版の映画もあったり、様々な形で展開されているこの作品。

「未来で待ってる」というセリフが有名なこの映画は、タイムリープ物の最高傑作の一つです。

時間を超える能力を持つ少女の青春と恋を描く、甘酸っぱくも切ないSF青春ストーリー。平凡な日常が一瞬で特別になる、時を越えた不思議な感動が味わえます。

監督は今も新しい作品を排出し続けている「細田守」さん。脚本は、「奥寺佐渡子」さんという実力派です。

実はこのタッグ、夏の名作「サマーウォーズ」と同じです。

ずっとこのタッグを続けれいれば良かったのにね。どうして……

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AKIRA

世界的にも評価されていて、根強いファンが多いのがこの作品。

未来都市・ネオ東京を舞台に、超能力と反逆を描く大友克洋の傑作アニメ。圧倒的なビジュアルとディストピア的な世界観が、今なお新鮮な衝撃を与え続けています。

少し不気味な描写があって個人的に少し苦手なところもあるのですが、独特な世界観がマッチする方には確実におススメしたい映画です。

先日も大手劇場でリバイバル上映がされるなど、今もかなりファンに支持されています。

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おまけ 個人的おすすめ映画

セッション

ジャズドラマーを目指す少年が、鬼コーチのもとで練習に打ち込み、次第に狂気に呑まれていく、というのがこのストーリー。

才能と努力と狂気と。エンタメとしてだけでなく、考えさせられることも多い映画です。

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鍵泥棒のメソッド

ひょんなことから、売れない役者と凄腕の殺し屋が入れ替わってしまって……。

個人的に、邦画の中でトップクラスに好きな映画です。

コメディ映画ですが、すごく計算されていて最後まで感心させられます。軽い気持ちで観始めたら、気づけば夢中になっているような作品ですので、まずは冒頭5分だけでも見て欲しいです。

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若おかみは小学生!

同名の児童文学が原作のアニメ映画。

まったく注目されない中で公開されるも、その完成度の高さに一気に注目が集まったという経緯がある作品です。

脚本は、「ヴァイオレット・エヴァーガーデン」や「聲の形」などを書いた「吉田玲子」さん。

児童文学が原作なら、所詮子供向けだろう。

そんな偏見は捨てて、まず観て欲しい。確実に泣きます。

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まとめ

ご紹介した通り、映画にはいくつものジャンルが存在します。まずは様々なジャンルにチャレンジし、名作呼ばれる映画を漁ってみるのはいかがでしょうか?

一通りのジャンルの名作に触れられれば、一気に映画が趣味と呼べる状態に近づけるでしょう!
ぜひ、その後自分だけのお気に入りのジャンルを見つけてみてください。

最後まで読んでいただきありがとうございます。
気になる作品はありましたか?

まずは自分の好きなジャンルを見つけて、そこから監督や脚本などのつながりで他の作品を漁ってみるのもいいでしょう!

ぜひお気に入りの一作を見つけてみてください。

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