「趣味は見つけたいけど、なにを始めていいか分からない」
「映画を趣味にするって、何から始めればいいの?」
そんな方のために、映画が趣味だと胸を張って言えるようになってもらう道のりをご紹介します。
少し長くなりますが、最後には映画に詳しくなれて、映画を観るのがさらに楽しくなるはずです!
こんにちは、天野です!
引きこもり・ニート・フリーターなど、インドアな暮らしを長年経験した中で得たスキルをもとに、様々な趣味や暮らしに関する情報をお届けしています。
これは完全に個人の感覚ですが、映画が趣味と言える人ってカッコいいと思いませんか?
私は一時期フリーターをしていたのですが、その時のアルバイト先が映画館でした。映画館をアルバイト先に選んだ最大の理由は、やはりそのオシャレさへの憧れです。
趣味を利点で語ることに抵抗はありますが、教養が身についたり、会話のネタになったり、映画には多くのメリットもあります。
ですが、サブスクサービスで映画を観るにも、映画館で映画を観るにも、自分に合った良質な映画を見つけるのは意外に難しかったりしますよね。
映画を趣味にしたいけど、なにから手をつけていいか分からない。
そんな半端な状況を抜け出し、映画を趣味だと公言できるまでの手順をご紹介します!
社会人こそ趣味を持つべき理由とそのメリットは、こちらをご覧ください。
・映画を趣味にすることの魅力
・自分に合った映画の楽しみ方を探す方法
・映画を趣味と公言できるようになるまでの道のり
映画を趣味にすることの魅力とメリット
映画にはたくさんの魅力があります。
ひとつひとつの映画の内容を楽しむのはもちろんですが、それ以外にも映画を趣味にする魅力はたくさんあります。
今回は、その中でも自分が特に魅力に感じている4つの特徴を紹介します。
1. 教養が身につく
映画は創作物の中でも歴史が深く、古今東西、数多くの作品が世に生み出されています。
そして、ドラマや漫画などとの創作物の大きな違いは、文化的な側面が多く含まれている点です。
※もちろん、ドラマや漫画にも文化的な作品はたくさんあります。
とはいえ、映画の基本はエンターテインメント。ストーリーを楽しみつつ、教養を身につけることできて、まさに一石二鳥なのです。
過去の名作には今観ても面白い作品がたくさんあり、それでいて多くの知見が得られます。
ぜひ最新の映画だけでなく、過去の作品に目を向けてみてはいかがでしょうか?
2. 話のネタになる
娯楽が多様化した昨今、共通の話題になるようなものは、本当に数少なくなってしまいました。
ですがその中で、「映画」は年齢や性別を問わずに共通の話題となる文化だと言えます。
最新の映画が公開されれば誰かと観に行くこともできますし、過去の名作は親世代との共通の話題になってくれます。
他にも、自分が観た映画について感想などの発信を続けていれば、今はネットでのつながりを作ることも可能です!
3. あらゆる創作物に対する楽しみ方が広がる
マンガやアニメ、ドラマなど、現代で主流となっているエンターテインメントの根っこは、実は「映画」にあります。
あらゆる舞台で活躍する作家や脚本家の多くは、まず映画のストーリー構成から勉強をしています。
それは、映画が2時間という時間の縛りの中で起承転結が完璧な配分で組み立てられているからなのですが、この構成はあらゆる創作物の基本として広まっています。
つまり、映画の2時間には、あらゆる創作物のエッセンスのすべてがつまっているのです。
他にも、名作と呼ばれる映画は現代のクリエイターに大きな影響を与えており、そこからインスパイアされた作品やオマージュされたシーンなども、現代の漫画やアニメに多く見受けられます。
今ハマっている現代の作品も、実はあの作品が元になっているのかも……。
それを考えると、いろいろな映画を漁ってみたいと思いませんか?
4. 楽しみ方には幅がある!
昔は映画を観るには映画館に足を運ぶしかありませんでしたが、ビデオのレンタルが始まり、サブスクでの配信が主流になり、映画に触れるのは非常に簡単になりました。
最近では、配信限定の映画や映画館と配信のハイブリッドのような形態も多くなって、ますます映画の楽しみ方は多様化しています。
自宅で観るのか、映画館へ行って観るのか。また、自宅で観るにしても、視聴環境なども人それぞれです。
映画の楽しみ方も多様化して、自分に合った楽しみ方ができるのも、趣味としての映画の大きな特徴の一つです!
「映画を趣味にするための5ステップ」
では実際、映画を趣味にするためにはどうしたいいのでしょうか。
私は、0から映画を趣味にする方法として、以下の5つのステップを提唱しています。
①いろんなジャンルの有名作を観る
古今東西、世界中には多くの映画があふれています。
その数えきれないほどの作品の中から観たいものを見つけるのは至難の業ですが、映画にはそれぞれ「ジャンル」という区分がされています。
映画におけるジャンルとは?
SF、ホラー、青春、アクション、戦争もの、などなど……。
映画には作品を区分するようなジャンルがあります。
もちろんこれは公式に定められたものではなく、ある意味で型にはめた評価とも言えますが、映画を探すうえで大きな指針になってくれます。
映画に限った話ではありませんが、たとえば「ホラー」というジャンルの映画は、「ホラー」ジャンルの映画が好きな人が楽しめるように設計をされています。
まずは、映画にはどんなジャンルがあって、そのジャンルにはどのような特徴があるのか知るところから始めましょう。
そして、そのジャンルを知るためには、そのジャンルにおける代表作を抑えるのが一番です。
こちらの記事では、映画を語るうえで外せない名作をジャンル別にまとめています。
まずはぜひこちらを確認してみてください。
②自分の好きなジャンルを見つける
一通りのジャンルは把握できましたか?
たとえ世間で名作と言われる作品であったとしても、あまり面白さを感じないことも、多々あったかもしれません。
それは作品ごとの好き嫌いもあるかもしれませんが、ジャンルが合っていなかったという可能性もあります。
最低限、各ジャンルの特徴を掴むことができたら、自分が好きだと思えるジャンルを見つけてみましょう。
好きなジャンルの作品であれば、お気に入りの作品に出会える確率がグッと高まるはずです!
ぜひ自分の好きなジャンルを深掘りして、多くの作品に触れてみましょう。
③語れるようになる
ある程度の数の映画を観たら、次は感想をアウトプットしてみましょう。
同一ジャンルの映画をいくつか観ていると、それぞれの特徴や逆に共通しているポイントが見えてくるようになるはずです。
そうなってくれば、感想を上手く言語化するのも容易になっているはずです!
映画を観たうえで、きちんとした感想が形にできるか?
これが、映画を趣味と公言できるかどうかの一番のポイントです。
感想を形にして発信するには、2通りのおすすめの方法があります。
1.ブログで発信する
まずは、自分でブログを開設して、そこに記事として作品の感想をあげていく方法です。
一つの作品あたりにじっくりと文字量をかけて書くことができますし、画像なども自由に添付することが可能。
とにかく自由度が高く、自分の好きなように感想や記事が書けることがポイントです。
単純に一つの映画の感想だけでなく、「監督ごとのまとめ記事」「ジャンル別の感想」「お気に入りの視聴環境」など、映画に付随する独自の記事を書けるのも魅力です!
ブログの始め方や魅力は、ぜひこちらの記事も参考にしてください。
2. レビューサイトを使って発信する
とにかく手軽に感想を発信するなら、レビューサイトを利用するのが一番です。
自分でブログを開設すのはどうしても手間がかかってしまいますが、既存のサイトを使えば、自分の感想を書く以外の手間は一切発生しません。
もちろん、細かい装飾などはできませんが、自分のメモとして書くぶんには問題ありません。
そして、映画のレビューサイトは、最大手のFilmarksがおすすめ!
利用者が多いというのはそれだけで安心ですし、扱っている映画の種類も膨大です。自分で書くだけでなく、人のレビューを見るのもいい勉強になるでしょう。
Filmarks | 映画情報サービス – 国内最大級の映画レビュー数
感想のアウトプットをしてみるだけで、今までは少し違った映画の観方ができるようになりますよ。
ここまで来れば、もう映画が趣味と公言できるでしょう。
④映画館に足を運ぶ
その次のステップは、「映画館で映画を観る」です。
サブスクサービスもお手軽でいいですが、やはり映画館のスクリーンで観る映画は格別です。
映画館では最新の映画が公開されていますので、話題を共有できる楽しさがあります。
過去の名作ももちろん良いものですが、現代の映画は現代に適合された作品ですので、今の時代に合った楽しみ方ができる可能性も高いことは間違いありません。
そしてなにより、映画館で映画を観ることのメリットは、映画に集中する環境が整っているので、その作品の楽しさを100%堪能できることにあります。
たとえば、映画の音のボリュームは作品ごとに配給会社が設定したものになっており、その作品を最大限楽しめるように設計されています。
映画の制作者の熱量をそのままに受け取ることができるのも、最大の魅力の一つです!
⑤自分だけの楽しみ方を見つける
また、映画館とひと口に言っても、誰もが思い描くような大手の映画館の他、いわゆるミニシアターのような場所まで様々です。
ミニシアターで公開されるの映画は、たしかに有名な俳優などが登場することは稀ですが、それでも十分面白い作品がたくさんあります!
一時期大きな話題となった「カメラを止めるな!」も、もとは小さな映画館で公開されていたものが、口コミで大きな話題となりました。
インディーズ映画こそ、同じ作品を好きになった人同士がつながりやすい側面もあります。大きな映画館の空気にも飽きてきたら、ぜひミニシアターにも足を運んでみてください。
【番外編】映画館 or ホームシアター
ここまで映画館をお勧めしてきましたが、自宅での映画の楽しみを追求するという道もあります。
映画館はもちろん最高の環境が整っていますが、いっそ自宅に映画館顔負けの設備を用意するのもいいでしょう。
こだわりの音響やスクリーンを自宅に設置すれば、好きな映画を好きな時間に堪能できます!
最近では巣ごもり需要の高まりからか、ホームシアターのための商品が急激に充実している印象を受けます。ホームシアターというと、以前は裕福な人にだけ許された贅沢でしたが、最近では少し奮発をすれば手が出る商品も多く登場しています。
ホームシアターの環境を準備するにあたって、必要になるのが「スクリーン」と「音響」です。
この2つにこだわれば、まったく違う映画体験ができるはずです!
スクリーン
映画館の最大の魅力は、なんといってもあの大きなスクリーンです。自宅にも壁一面のテレビやディスプレイを設置できればいいですが、当然サイズに比例して値段も張ってしまいます。
そこで、ぜひおすすめをしたいのがプロジェクターです。投影するだけのプロジェクターであれば、大がかりなテレビやディスプレイを買うよりは安上がりですし、スペースも取りません。
プロジェクターを活用して、ぜひ夢の壁一面のスクリーンを手に入れましょう!
音響
映画鑑賞において、スクリーンと同様に欠かせないのが音響です。
ヘッドホンや備え付けのスピーカーでも十分ですが、音響にもこだわりたいところ。特に、映画は些細な音の大きさや聞こえ方まで、こだわりぬかれて作られています。
その作り手の情熱に応えるためにも、しっかりと細部まで伝わるスピーカーを用意したいところです。
ただ、性能の良いスピーカーほどサイズも大きくなり、場所にも困ってしまうものです。
そこでおすすめしたいのが、サウンドバーと呼ばれる、棒状のタイプのスピーカー。
スリムな見た目ではありますが、とても満足感のある音響環境が手に入りますよ!
ぜひ、自分なりの映画の楽しみ方を見つけてください!
まとめ
映画を趣味にする魅力とメリット
- 趣味としての映画の魅力
- 教養が身につく
- 話のネタになる
- あらゆる創作物に対する楽しみ方が広がる
映画を趣味にするまでの5つのステップ
- いろんなジャンルの有名作を観る
- 自分の好きなジャンルを見つける
- ブログやレビューサイトで語れるようになる
- 映画館に足を運ぶ
- 自分だけの楽しみ方を見つける
自宅で映画を楽しむ!!
最後まで読んでいただきありがとうございます。
映画を趣味にしてみたいと思っていいただけましたか?
映画は気軽に楽しむことができる趣味の筆頭ですが、この記事の内容を実践できれば、一歩進んだ楽しみ方ができるはずですよ!
自分なりの楽しみ方を見つけて、ぜひすてきな趣味ライフをお過ごしください!
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