趣味を探しているけど、大人だし生産性のあるものがほしい。
最近、趣味を楽しむ時間に罪悪感を感じるようになってしまった。
この記事では、そんな悩みや迷いの声に応えていきます。
こんにちは、天野です!
引きこもり・ニート・フリーターなど、インドアな暮らしを長年経験した中で得たスキルをもとに、様々な趣味や暮らしに関するこんなブログを、細々と続けてきています。
さっそくですが、今回のテーマは「趣味と罪悪感」です。
当然ですが、趣味は楽しいものです。
楽しくなければ、趣味になるはずがありません。
だけど、大人になるとただ”楽しい”を追いかけるだけはいられなくなるもの。
やらなければならないことが増えていって、心から趣味を楽しむことは難しくなります。
趣味に打ち込んでいる時間に罪悪感を感じてしまったり、やたら趣味に生産性を求めてしまったり。
それでも、せっかくの趣味の時間くらい、楽しく過ごしたいですよね?
今回は、「趣味に生産性は必要か?」について考えていきます!
生産性がある趣味とは。
そもそも、趣味において生産性があるとは、どのようなことでしょうか。
もちろん生産性の定義は人によってまちまちだとは思います。
ただ、世間でよく言われる生産性とは、下の2つのような特徴ではないでしょうか。
・スキルアップにつながる
・副業にすることができる
そして、それぞれ具体的な趣味を当てはめてみるとこれらが挙げられます。
スキルアップ:英会話/プログラミング/資格取得
副業:株・FX/プログラミング/動画編集
など、こういったあたりが、様々な場所で大人向けの趣味として紹介されているのを目にします。
どれも実際に役立つものばかりで、自分を高めること自体が楽しいと思える人には、うってつけの趣味になるはずです。
ただ、こうした世間で言うところの生産性だけが、本当に趣味における生産性なのでしょうか?
生産性がゼロの趣味って?
これは半分番外編。
基本的に、”この趣味は生産性がない”ということはないと思っています。
ただ、状況によっては生産性がなくなることはありえます。
その状況とは、
- 楽しくない!
⇒辛いことも乗り越えた後の楽しさなどはあるかもしれませんが、なにも楽しくなければ趣味とは呼べません。 - 生産性がないと思い込む
⇒生産性は見出すもの! なにもないと思った時点で負けです。 - 受動的
⇒たとえば、なんとなくドラマを眺めて一日が終わったり。なんとなく人に流されて、主義じゃない活動をしてみたり。
趣味に挑戦する時は、目的を持って能動的に挑戦するが一番です!
趣味は楽しんだりリフレッシュしたりするためのものですから、どんな内容だろうと自分がその趣味に納得していないと意味がありません。
他人には理解されない趣味だって、自分が楽しいと思えればそれでいい!
生産性の有る無しは自分で決める
私は小説を中心に創作活動が趣味で、人生の中でいったい何百時間費やしたか分かりません。
それでも、完全に自己満足ですから、一切お金を稼ぐこともありません。さらに言えば、せっかく書き上げても、誰に読まれることもないままになっている作品だっていくつもあります。
見る人が見ればその何百時間をドブに捨てたように映るかもしれませんが、自分ではまるで無駄だと思っていません。
重要なのは、自分でそれを生産的だと思えるかどうかです。
受動的になりがちな趣味に注意!
これはただの私見ですが、あまり受動的過ぎる趣味は生産性がないと言えるでしょう。
たとえば、最近は動画鑑賞を趣味に挙げている人も多く見られますが、果たしてあれは能動的なのでしょうか?
特に短い動画が無数にあふれているSNSなどは注意が必要です。
動画を眺めて、終わったと思ったらレコンメンドされた動画をまた眺めて。惰性のようになって、ただ時間ばかりが奪われる状態になりがちです。
何もしたくないような疲れた時にはそれもいいですが、そんな何かに支配されたみたいな生活は脱却しましょう!
趣味に貴賤はありませんが、受動的になることだけはNGです。
趣味に生産性は必要なのか?
結論として、趣味に生産性を求めることは不要です。
なぜなら、生産性とは趣味に打ち込む中で自分で見つるものだからです。
スキルアップや副業としての側面など、いわゆる生産性の部分にのみ着目することは、趣味選びの手順としては間違い。
もちろん、スキルアップにつながるに越したことがないのは事実ですが。
ただ、順序としては、先にその趣味を好きになるところから始めましょう。その趣味を楽しめれば、”自分なりの生産性”を見つけられるようになるはずです!
大事なのは、自分が納得できる趣味。
自分なりの生産性とは、趣味をしている時の自分に納得ができるかどうかです。
“高尚な趣味”という言葉が使われることも多くありますが、趣味に貴賤はありません。自分に合った、胸を張って好きだと言える趣味を見つけることが重要です!
それでも、自分が納得できる趣味かというと、少し基準が曖昧になってしまいがち。
そこで、自分が納得できる趣味かどうかを判断するため、3つの基準があります。
今自分のしていることは、生産性があると言えることなのか。それを確かめる時、ぜひこの3つを指針にして自問自答をしてみてください。
きっと、趣味との向き合い方について、新しく見えてくるものがあるはずです。
「自分が納得できる」状態というのは想像以上に曖昧で、今の自分が打ち込んでいる(打ち込む予定の)趣味が正しいのか、簡単には判断することができません。
3つの基準を使ってもすぐに分からなかったり、年齢やその時の環境によって答えが変わることもあるでしょう。
それでも、ただなんとなく趣味を探す・打ち込むのではなく、自分の中の基準と照らし合わせていくことが大事です!
納得感を得やすい おすすめの趣味5選
半分おまけの趣味紹介。
ここまで書いた通り、趣味の生産性の基準は人それぞれです。
ただ、全部を人それぞれで片付けてしまうのは投げやりなので、自分が思う”納得感を感じやすい趣味”を紹介します。
1.小説を書く
文字通り、オリジナルの小説を書くこと。
お金もかからず、手軽に始められるのが魅力!
自分の創りたい世界をそのまま描くことができて、大人になると難しい自己表現が実現できることが、趣味としての最大の楽しみ。
個人的納得ポイント
⇒小説を書くことは、大袈裟な話、自分の生きた証を残すことにつながるから。大人になるとなかなか難しい、自己表現が可能。
2.ブログ
雑記ブログでも特化ブログでも。
日記のような感覚で書くことができて、自分の好きなことを発信することができるのが魅力。
個人的納得ポイント
⇒自分自身の記録に繋がる。同時に、他に好きなことなどの発信ができて、活動のアウトプットができる。
3.コケリウム
苔をテラリウム風に装飾してインテリアにするのがこの趣味。
コケは容器にふたをしめて楽しむため衛生的で、1つ置くだけで部屋が一気にオシャレに!
個人的納得ポイント
⇒レイアウトをする楽しさ、お手入れする楽しさ、眺める楽しさ、三拍子が揃っている。部屋がぐっとおしゃれになる。
4.Vtuberになる
3Dモデルを作って配信など様々な遊びに活用する。
個人的納得ポイント
⇒いろいろな技術に触れられるのが楽しい。今後間違いなくネットの3D空間が主流になる中で、自分だけのアバターは必須。
5.プログラミング
ちょっとしたコードが自分で書けるようになること。
詳しい知識はなくても、基本の考え方さえ学ぶことができれば、様々なところで応用できるのが魅力!
個人的納得ポイント
⇒プログラミングの基本が分かると、仕事で効率化が図れる。簡単なサイトが作れると他の趣味の幅が大きく広がる。
まとめ
「趣味に生産性は必要なのか」
これをテーマに、私が趣味について考えていることを書かせていただきました。
最後に、趣味と生産性に関して改めてまとめてみると、このようになります。
――――――この記事のポイント――――――
・趣味に生産性は必要。ただし、スキルアップや副業などの生産性とはノットイコール。
・趣味における生産性とは、趣味をしている自分の納得感が大事。
・自分が納得しているか判断するには、3つの基準がある。
①能動的な行動ができているか。
②趣味に費やした時間を後悔しないか。
③その趣味をしている自分は好きか。
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最後まで読んでいただきありがとうございます。
大人になると、罪悪感であったり、様々な要因があって、心から趣味を楽しむのが難しくなるものです。
そういった漠然とした不安を乗り越えるには、しっかりと考えることが重要です。ぜひそういった観点から今の趣味の見直しや、新しい趣味探しをしてみてはいかがでしょうか?
きっと今よりも充実した趣味ライフが待っているはすです!
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